スマートフォン:【iPhone 4】
7月13日、強い影響力を持つ米消費者情報誌が、AppleのiPhone 4のアンテナ感度問題への高まる不満を裏打ちするレビューを掲載した後、同社の株価は3%以上下落した。
世間から広く注目されているConsumer Reportsは12日、iPhone 4――発売から3日で、全世界で170万台売れた――を特定の持ち方で持つと信号が減衰することがテストで確認されたため、同製品を推奨できないと発表した。
同誌は、iPhone 4の米国独占販売キャリアであるAT&Tは、必ずしもこの問題の主な原因とは限らないとしている。
Appleの株価は50日移動平均の256.26ドルを下回り、最大で4.2%下げて246.43ドルまで落ちた後、2.9%安の約250ドルまで反発した。この日NASDAQ市場全体は1.7%下げた。
Appleからコメントは得られていない。
JP Morganは、iPhone 4のアンテナ感度問題についての報道が需要に影響する可能性があると警告している。同製品はResearch In Motion(RIM)のBlackBerryやPalmのPreと競合している。
「Consumer Reportsの製品レビューは非常に評価が高い。同誌のレビューでAppleへの批判は強まるはずだ」とアナリストのマーク・モスコウィッツ氏はクライアント向けのメモで述べている。「iPhone 4の感度問題への懸念は需要に影響していないように見えるが、Consumer Reportsのような評価の高い製品レビュー団体が好意的でない報告を出せばリスクはあると思う」
「われわれは依然、ソフト関連であろうとハード関連であろうと、Appleから修正があるものと思っている」(同氏)
Consumer Reportsは、自動車からテレビまでさまざまな製品のガイドを発行している。同誌は12日の報告書で、iPhone 3GSやPreも含めてほかの携帯電話もテストしたが、iPhone 4のような信号減衰は見られなかったと述べている。
このレビューは、iPhone 4にとって新たな打撃だ。同製品には既に、電波受信状態をめぐり苦情が寄せられている。苦情の多くは、本体周辺のアンテナに関するもので、ある特定の持ち方をすると、受信感度に影響が出るというものだ。
Appleはこの問題に関連して、顧客から少なくとも3件の訴訟を起こされている。
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